お正月の感動を100倍に!箱根駅伝の歴史・コース・観戦の秘訣を徹底解説
お正月の国民的行事といえば、誰もが思い浮かべるのが**箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)**ですよね。コタツで家族と一緒に、あるいは沿道の熱気の中で、懸命にたすきをつなぐ選手たちの姿に、思わず目頭を熱くした経験がある方も多いのではないでしょうか。 「なぜこれほどまでに多くの人を惹きつけるのか?」「各区間にはどんなドラマが隠されているのか?」 この記事では、箱根駅伝をもっと深く、もっと楽しく観戦するためのポイントを網羅しました。歴史的な背景から、勝負を分ける難所の解説、そしてシード権争いの裏側まで、駅伝ファンならずとも知っておきたい情報を詳しくお届けします。 1. 箱根駅伝のルーツ:100年を超える「たすき」の物語 箱根駅伝の歴史は古く、第1回大会が開催されたのは**1920年(大正9年)**にまで遡ります。 「世界に通用するランナーを」 創設の立役者は、日本マラソンの父として知られる**金栗四三(かなぐり しそう)**氏らです。「世界で戦える長距離ランナーを育成したい」という熱い志から、この過酷なレースは誕生しました。 「駅伝」という名の由来 「駅伝」という言葉は、かつての交通制度である**「伝馬(てんま)制」**に由来しています。宿場(駅)ごとに馬を乗り継いで情報を伝えた仕組みを、ランナーが「たすき」をつなぐ競技として昇華させたのです。今や「EKIDEN」は、日本発祥のスポーツ文化として世界でも知られる言葉となっています。 2. 往路・復路の全10区間:ドラマが生まれる難所を攻略 東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往復217.1km。全10区間には、それぞれ異なる「顔」と「攻略法」があります。 【往路:流れを作る5つの区間】 1区(ハイペースの幕開け): 最初の主導権争い。近年は序盤からスピードスターたちが火花を散らす「超高速化」が進んでいます。 2区(花の2区): 各校のエースが集結する最長区間。終盤の「権太坂」と「戸塚の壁」がランナーの体力を削ります。 5区(山登りの特殊性): 標高差800m以上を一気に駆け上がる「山の神」が降臨する舞台。気温の低下と急勾配は、まさに己との戦いです。 【復路:逆転と粘りの5つの区間】 6区(山下りの恐怖): 氷点下の冷気の中、時速25kmを超えるスピードで駆け下ります。足への衝撃は凄まじく、高い技術が求められます。...